大和桜紅芋の動画にコーラ割を酒屋さんに薦められたとコメントいただきまして、それを試してみました。
割合は大和桜紅芋45mlに対してコーラ55mlとのこと。
これは初耳です。いざ実践!
大和桜紅芋
香りは芋とコーラが混ざり合って、良い。
口に入れた途端、ああーー!(なるほど)と思った。
甘味に酸味、旨味の広がりも良い。
コクがあり、そして甘いものを焦がしたかのような香ばしさ…。
後味は軽い苦味とコーラの風味、その後に芋そのものの風味…。
これは双方が融合して複雑に絡み合ったようなおいしさ。
余韻には芋の風味漂う。焼き芋の焦げた皮の部分と蜜のようになった部分を食べたような感覚になる。
じっくり味わいたい味ではあるが、即無くなること間違いなし。相当な美味しさ。
これは確かに合いました!
でも、大和桜紅芋が特別に合うのか、芋焼酎とコーラが合うのかわからないです。
なので別の銘柄も試してみます。
明るい農村
次に明るい農村と合わせると、強い甘みに旨味、ちょっとアルコール感があるが…別に何も悪くはない。
飲み終わった後にはさつま芋そのものの風味はある。
コーラと合わせると何故かそれが出る。
ただ、芋そのものの印象や複雑さが見られるのは大和桜紅芋の方で、そういった意味では単調に思える。
とはいえ合ってしまったので、次は違うタイプの芋焼酎で試します。
田苑エンヴェレシーダ
田苑エンヴェレシーダのコーラ割は…上立ち香は清々しさが増す。
口に含むと、樽香が…単体で飲むより感じる。
甘味や樽香、清々しい風味などが複雑に絡まり合い…これも美味しい。
芋らしさはあまり感じないが、コクのある複雑な甘い風味で、いつまでも舐めていたいような美味しさ。
普通に考えてシンプルに飲んだ方が特徴を掴みやすい気はするのですが、コーラと合わせることで樽香が立つというのが不思議なところです。
芋焼酎はどんなタイプでも割と合うようなので、次は別の種類の焼酎で試します。
弥生25度
黒糖焼酎の弥生25度と合わせると…香りはあまり感じないが、口に含むとカラメルのような甘苦い美味しさ。
直後に黒糖の風味がふわっと広がり…米のような旨味も軽やかに広がる。
コーラ由来の酸味とのバランスも良く、相当な美味しさ。
あれっ、黒糖焼酎も合うとは…。
もしかしたら焼酎全般がコーラと合うのでは?
こうなったら逆に合わないものを見つけたいという想いが芽生えてきたのですが、割と酔いが回ってきたのでそれは別の機会に。
と思いつつも、ここまでのラインナップを見てふと我に返りました。
…この焼酎たちって、あまり一般的じゃなくない?
ということで最後に、一般的で実践していただきたい焼酎として、赤霧島を試してみます。
赤霧島
これは甘味が濃厚。
何故か硬水のような抵抗感を強く感じ、飲みにくさがあるが…
甘さと軽い苦味に偏重したような方向性。
決して悪くはなく、濃くてヘビーな芋焼酎を飲んでいるかのよう。
ただ、芋らしさはあまりしない。
ちょっと甘ったるい感じがしないでもないが、個人的はとても美味しい。
まとめ
焼酎のコーラ割を知っている、良く飲んでる、試したことある方からすると今更かもしれませんが、芋焼酎とコーラ自体合うし、黒糖焼酎とコーラも相当合うなと思いました。
合わないものを見つけたかったのに、ひとまずは見つからなかったです。
また焼酎45mlにコーラ55mlという割合も秀逸に思います。
しっかりとした甘味のある方向性ではあるので、甘いものが苦手な方は好みではないかもしれないとは思いますね。
逆に全くの芋焼酎初心者の方が芋焼酎を買ってみてダメだったら、このコーラ割りを試してみてほしいと思います。
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