【泡盛】宮之鶴をレビューしてみました ラベルの鶴がかわいい

泡盛

開栓時

かなり深みのあるカカオのような香りから、しばらく確認していると、ちょっとキノコっぽい芳醇な香りへと変化。

ロック

少し香ばしく、軽く漬物感のある香りに。
口に含むと、滑らかだがサラサラっとした飲み口。
若干の酸味と、若干の苦味…。
旨味はしっかりとした感じだが、コクはあるものの奥ゆかしい。
後味は米由来の風味が押し寄せ、余韻までそんな印象。
個人的にはこの感じが泡盛らしい泡盛というイメージ。

1:1の水割り

まず全く印象が違う。
ゆったりと広がる甘み、旨味に、しっかりとしたコク。
しっかりめの苦味が後味を引き締める。
少し花のような風味もあり、水割りとは思えないほどしっかりとした美味しさ。

1:2のソーダ割

漬物感ある香りが漂う。
口に含むと、ソーダの刺激から苦味が一体となっている。
若干の香ばしさもあり、香り高い。
飲み口の印象から、かなりドライなイメージ。

1:1の水割りをカラカラで

トロみがあり、甘苦くコクがある印象。
余韻は米由来の風味がフワッと強まり、泡盛らしさがかなり強い。
美味しいが、クセは強い。

3:7のお湯割り

まずクローブっぽい甘みのある、甘酒のような麹由来の香り。
それがホクホクと香ばしく、米らしいおいしさを予感させる。
口に含むと、旨味、苦味、甘み、コク…。
冷たい状態とは印象やバランスが変わり、米らしい旨味のしっかりとしたおいしさになる。

ストレートをカラカラで楽しむと…

これもまた他の飲み方とは印象が違い、まったりとした飲み口で、強い甘みに強い旨味、強いコク。
辛味や若干の酸味もあり、刺激的。

全体的な印象は…

まず、これは泡盛らしい泡盛だと思う。
そして、飲み方によって大きく印象が違う。
それぞれ美味しさはあるものの、基本的には薄まった方が本来の味を読み取れる気がする。
水割りやお湯割りが好み。

入手方法

泡盛に造詣が深い専門的な酒屋さんで稀に売っているが、一般的にはネット通販が入手しやすいと思う。
Amazonで探す

tenchosake

tenchosake

店に出す銘柄の選定のために日々色んなお酒を飲んでいます

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP