開栓時
アルコール感の奥に、酸味やレーズンっぽさを感じる樽の風味。
ロック
清々しくてとても良い香りに。
口に含むと、マイルドで透明感のある口当たりに、甘み、しっかりとした旨味、軽い苦味、軽い渋み。
後味から余韻にかけてはアルコール感が強い。
余韻は樽香。40度あるが、ウイスキーよりはライトに思える。
1:3のハイボール
ロックを飲んだ後なので少し読み取り難いが、
軽い甘み・苦味と、芳醇な風味。スモーキーさは控えめ、旨味はしっかり。
余韻にはビールを飲んだ後かのような麦風味と苦味感じる。
1:1の水割り
まず香りがリンゴのような芳醇さでとても良い。
口に含むと、透明感、甘み、旨味。その直後にスモーキーな樽香。苦味が軽く後味を引き締める。
全体的な印象は…
まず裏ラベルに書いてあることは良くわかる。
基本的にはウイスキーの後追いをしているスピリッツと言える。
これはこれでとても美味しいと思うが、焼酎らしさはあるような無いような…。
他のお酒と比較
角瓶の1:1水割りと比べてみたが、
比較すると角瓶の方がメープルシロップのような軽く甘い香りに感じる。
口に含んでも、軽やかな甘さからの樽香を感じ…。
この2本は方向性がかなり違う。
飲み比べて分かったが、薩州スピリッツの方がだいぶ山崎NAっぽい深みのある方向性。
ただ、山崎ほどの複雑さは無い。
決して悪くはないが、
例えば失われた時を求めてのような、(たぶん香ばしい常圧蒸留の原酒を使った)ウイスキーを超えようとするような意欲作に比べると、ウイスキー人気にあやかろうとる意図のものに感じる。
入手方法
量販店で売っているのを見かける
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