開栓時
旨味やコクがありそうな香り。
ロック
甘くクリーミーな香りに。
口に含むと、まず濃い印象。
トロみ、強い旨味、強い甘み…
それでいて、苦味は少なく、渋味も少ない。
後味から余韻にかけてはキレが良く、スーッと消えてゆく感じ。
芋焼酎としてはあまり感じたことのないタイプだが、美味しい。
1:1の水割り
滑らかさ、優しい甘み、強い旨味…。
余韻には米っぽい甘み風味がやってくる
4:6のお湯割
香りは麹っぽいほくほくした感じ。
口に含むと、強めの甘みにしっかりとした旨味、ちょっとだけ辛さ。
軽く気品高い風味も感じるが、ほぼシンプル。
コクもあるが、コクが強いタイプではない
5:5のお湯割
ほぼ甘旨さ中心のバランス。
キレは良く、美味しい。
全体的な印象は…
複雑ではなく、とてもシンプルな方向性。
新焼酎のはずなのに、新焼酎らしい雑味などはほぼ感じられない。
苦味渋味が少なく、まろやかさとか甘みの強さを多く感じるので、飲みやすい方だと思う。
何となくのイメージで言えば、ちょっとボディの強いさつま島美人のよう。
つまりは万人向けするタイプに思う。
個人的にはこれで芋そのものの風味がもう少し感じられると良かったとは思うが、これはこれで美味しい。
自分を含め新焼酎という言葉に既成概念がある人にとっては、これは何か違和感があるかもしれない。
ただ、ワイン由来のヌーボーという言葉と捉えると、初心者でも美味しく飲めそうな味構成のこちらは、イメージ通りの印象を受ける。
入手方法
量販店で購入。
新焼酎の季節・9-10月頃に出荷されて売り切れたら終わりなので、その季節に買わないと入手できないかも。
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