開栓時
ふわっと漂う香り高い系統の芋らしい香り。
少し青臭さも感じる。
ロック
香りは大人しくなる。
口に含むと、しっかりとした旨味に苦み渋味が効き、濃いめの甘み、強めの米の旨味、少し酸味…。
後味寄りにはしっかりとした香ばしさがある。
余韻には凝縮したような芋の甘酸っぱい風味がある。
1:1の水割り
優しい甘みだが、米らしい風味もしっかり感じる。
ここで気付いたが、詰め口が10年前。
米の風味が強く感じるのは、劣化の影響かもしれない。
3:7のお湯割
旨味を感じる香りに。
口に含むと、軽い辛味に、軽い甘み。
コクを感じる芋の風味…。
旨味はしっかりしているが、おおむねシャープな飲み口。
余韻には安納芋のような甘酸っぱさがしばらく残る。
全体的な印象は…
まず、レギュラー焼酎のはずだが、パワフルな系統だと感じた。
甘みもしっかりあるが、辛みもしっかりと言った印象。
ただしこれは詰め口が古いので、本来どういう焼酎なのか分からない。
同蔵の野海棠も力強い系統であるので、しっかりとした焼酎の可能性は高いが、こちらに関しては米の風味が酸化臭ギリギリなので、製造直後は全体的に違っている可能性がある。
入手方法
祁答院蒸留所特約店他、量販店でも若干見かける。
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