【芋焼酎】伊勢吉どんをレビューしてみました レギュラー焼酎

芋焼酎

開栓時

軽やかで旨味を感じる香り。

ロック

芋の甘みを感じる香りに。
口に含むと、軽やかな甘み、旨味やコクや苦味は、軽いようで意外としっかりとある感じ。
後味に辛味があり、苦味や辛味が味を引き締める。
レギュラーらしくサラサラとした印象で、良い意味で密度の薄さがある。

1:1の水割り

ゆったりとした甘み、芋の風味、旨味を感じることができ、苦味やコクはチョコレートっぽい。
余韻には香ばしさも若干ある。
ロックだと凝縮されすぎてて読めなかった部分がわかる感じになり、かなり美味しい。

1:1のコーラ割

コーラの甘味を強調し、芋の風味がしっかり。
苦味もビシッと存在するが、コーラの風味とマッチしていて良い要素。
余韻が香ばしく、非常に美味しい。
コーラそのままよりも刺激的で凝縮された感が出る。

3:7のお湯割

ちなみにお湯割りグラスが熱くて持てないのは、湯温が高すぎる。
グラスの腹をしっかりと持って持ち上げられるギリギリくらいがちょうど良い。
特にお湯多めの場合は、もっと下げて良い。
香りの方は…何とも言えない軽やかな旨味が伝わる良い香り
口に含むと、甘みは控えめ、辛み、軽い旨味と軽いコク…。
芋の風味は少なく、サッパリとしてドライな印象に。
ちょっと薄いかもしれないと思い、5:5のお湯割りにしてみる。
ところで真夏にお湯割りは鹿児島では普通に飲まれている。
暑気払いになるというので、鹿児島以外の人はそう認識してほしい。
そして鹿児島の方が九州以外で夏にお湯割り飲むと、変人扱いされるので注意。

5:5のお湯割

まず香りからはやはり旨味を感じる。
口に含むと、甘み、旨味、コク…。
辛味も立ち、刺激感はあるがバランスが良く美味しい。

全体的な印象

風味の方向性としてはシンプル。
だが、味の要素はしっかりとしていて、飲みつかれしないようなちょうど良さが心地良いレギュラーらしい魅力
バランスが良い焼酎だと思う
伊勢吉どん新酒と比べると、香ばしさが全く違う
あと、新酒の方が甘みも感じる場面が多い
その代わりクセは強いので一長一短ではあり、それよりは大人しいもののこれはこれで実力を感じる一本。
スパイス料理と合わせると、苦味がビシッと立つ。
ドライな印象になり、悪くはないが、元の方が良い。
水割りであれば、甘み、香り高さ、コク、旨味などのバランスが良くて、相性が良い。

入手方法

専門的な酒屋さんでしか見ないイメージで、もしかすると小牧醸造所特約店のみの取扱かもしれない。

tenchosake

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店に出す銘柄の選定のために日々色んなお酒を飲んでいます

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