【芋焼酎】蔵ノ志2021をレビューしてみました #芋焼酎 #若潮酒造

芋焼酎

開栓時

何か落ち着いた甘みとホクホクとしかナッツのような高揚感を感じる香り。
少しエビオス(胃腸薬?)のような香り。

ロック

瑞々しく甘い香りに。
口に含むと、まずものすごく透明感があるが、広がりがある。
綺麗な甘み、強い香ばしさ、若干の渋み、少しバナナにも似たフルーティさ、米の旨味…。
それでいて、妙にキレが良い。
途中に若干の酸味も感じる。
香ばしさがくるタイミングが他の焼酎と違う。
何かに他の焼酎に似ているような感じがする瞬間もあるが、思い出せない。
あえて言えば八千代伝黒タンクNO.110とか?
味構成に関しては、飲んだことがありそうで無い焼酎。

1:1の水割り

香りは栗のようで穏やか。
口に含むと、ものすごく透明感のある、フルーティな広がり方。
香ばしさ、旨味と、ほんの少しの酸味のバランスが良く、やはりキレが良く爽やかで軽やか。

焼酎1:ソーダ2

飲み口に抵抗感が出た。
酸味とか香り高さを感じ、苦味も刺してきて、刺激的なおいしさ。
甘みは抑えられ、ドライな印象に。

4:6のお湯割

まず香りがブラックブラックガムみたいな辛さを予感させる香りに。
口に含むと、これもまず透明で綺麗な広がりを感じ、辛み、甘み、香ばしさ、バナナのようなフルーティさ…。
ただ、バナナだと甘味が強い印象であるが、これは辛味が強い。
芋そのものの風味があるような無いようなで、結局洗練された印象が強い。
コクも程よく感じる。

全体的な印象は…

フルーティだが香ばしくてベタ甘では無い、飲み口には透明感を強く感じるなど、芋焼酎としてはとても不思議で深みのある味構成をしていると思う。
しかし芋焼酎らしくもある。
イメージとしては新焼酎に近いが、
新焼酎よりもきちんと熟成させて、フレッシュさと完成度の高さとの狭間にあるような、そんな焼酎。
ありそうでない、複雑な美味しさ!

入手方法

ネットで購入。
実店舗では売られているところを見たことが無く、売っている場所は不明。

tenchosake

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店に出す銘柄の選定のために日々色んなお酒を飲んでいます

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